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診療理念

Hi!ゆかり治療室では、「構造医学」に基づいた治療を行っております。

「構造医学」とは「人体」と「重力」の関係から、人体構造を考えていく医学です。

人間は、常に地球の重力の力がかかった環境で生活をしています。
人間が重力の圧の中、二本の足で立って歩くようになったのに即して、どのような身体構造が出来上がったのか、その身体構造が現代生活の中で、バランスを崩しているのは何故かを考え、一時的、表面的な処置ではなく、根本的な改善を目指して、患者さんと一緒に治療を進めていきたいというのが当院の基本方針です。

基本的に、人間の身体は骨格のバランスが奇麗にとれていれば、筋肉が余計な力を入れずとも、立っていられるのです。
筋肉は、身体を支えるための物というよりは、身体を動かすための物です。
骨格のバランスをきちんとした形に整えることにより、筋肉に余計な負担をかけずに済みます。筋肉に余計な負担をかけないことにより、スポーツをする方にとっても、自分のポテンシャルを最大限に広げることができるようになります。
 
現代医学は、症状や病気を科学的に診断することにより発展してきました。
それに対して、構造医学は物理学に基づいて構築されています。ですから、症状や病気を化学的にみる現代医学では原因がわからない、あるいは解決できない多くの症状(腰痛や膝痛などが特に多い)に対して、構造医学が効力を発揮する場面は多いです。
 
当院には様々な患者さんが来訪されますので、様々な患者さんの様々な症状を伺いながら、全体的な判断が出来るよう、日々、広範囲な勉強を重ね、視野が狭くならないよう注意しながら処置しております。
どうぞ、お気軽にご来院ください。お待ちしております!


当院では、歩行、姿勢など、日常生活での習慣が健康に大きく関係していると考えています。
 
現代社会では、自動車をはじめとする移動手段の普及と、時間に追われる社会の忙しさが、歩く時間を大幅に削っています。そのことが及ぼす健康への影響はとても大きいです。
 
歩行は健康のためにとても良いことです。左右に足を繰り出すことにより、地面から程良い振動が全身の関節に伝わり、歩く時の体の動きとその振動が、ゆるみのあった骨盤や背骨の関節を本来の位置に緩やかに揺り戻してくれます。必要な筋肉も育ててくれます。
歩行をして骨格のゆるみが無くなると、中身の内臓も血管や神経の通りが良くなります。
歩行は骨盤などの全身の関節や内臓の歪みを無くし、本来の状態に修復する、一番自然で無理のない治療なのです。
 
姿勢も同じで、日常生活の中での姿勢が悪いと、自ら体を壊してしまいます。
足組み座り、あぐら座り、体育座り、高枕、足の投げ出し座り、肘枕による横寝、自転車などは、バランスを崩す要因になっています。
当院では大事なことだと考え、日常生活でのアドバイスもさせて頂いております。


例えば腰痛があったとして、冷やすのがいいのか、温めるのがいいのか。
皆さんはどちらだとお考えでしょうか。
ほとんどの痛みは炎症状態、つまり、熱を持っている状態なので、そこを温めると熱がこもってしまい、悪化させてしまう場合があります。
 
私達の神経や脳は、涼しい場所では敏感になりますが、温かい部屋やお風呂では弛緩して眠くなるため、温めたほうが痛みが無くなるように感じるかもしれませんが、一時的に痛みがなくなったように感じても、根本的な治療にはなっていないのです。
近年はスポーツ選手などがアイシングする姿も見られ、冷やす事もだんだんと一般化してきました。
冷やす際には0度以下にならないよう注意して、重ね着をしたり暖房で部屋を暖かくして、痛みのある局所だけを冷やします。
物理的な消炎、解熱作用があるため、痛み止めの薬などと違い、副作用のない安全な鎮痛効果が得られます。